進化した最新システムキッチン事情 ~シンクの水周り編~
キッチンのリフォームでは理想的なシステムキッチンに替えたいという人が沢山だと思います。最新のシステムキッチンの進化とともに、様々な機能に工夫が見られます。料理をする女性の立場に立った気配りのある設計がなされているのが最新システムキッチンです。
理想をかなえてくれる様々な最新の機能についてご紹介していきます。まずは進化している水まわりの機能からご紹介していきます。水まわりと言えば毎日の掃除や手入れが大変な場所です。新しいシステムキッチンへのリフォームによってきれいに保つことができればとても嬉しいポイントになります。
「くるりん排水口」で排水口を水垢から守る
出典:http://www.lixil.co.jp/lineup/kitchen/richelle/parts/parts04.htm
シンクの排水口と言えば、ぬめりなどの水垢が付いて毎日の掃除が大変な場所です。そこで最新のシステムキッチン「リクシル サンヴァリエ〈リシェル〉」では、排水口への水が渦巻き状で一気に流れていくために、強い水流が排水口の汚れを洗ってきれいな状態を保ちやすい状態を作り上げました。画期的な開発を「くるりん排水口」と命名。トイレなどにもある水の流れを作るシステムです。水垢などはすぐに付きますので、この機能があるのは嬉しいものです。
「流レールシンク」という新水路構造のシンク
出典:https://cleanup.jp/kitchen/cleanlady/stainless_sink.shtml
こちらは、まさにシンクの新しい考え方です。「クリナップ クリンレディ」では、料理中に使う水で自然に生ごみや油などのシンクの汚れを流す水流を作っています。排水口へと流れていく溝を縁に作り、シンクの新水路構造を作り上げています。まさに、シンクを洗い流すための水路を縁に作った新しい考え方です。縁の溝にゴミや汚れが水流と共に自然と流れていく嬉しいシステムです。
これならわざわざ、ゴミを流すために水を流さなくてもよく、これまで1日3回そのために水を流していたと計算すると1か月90リットルもの節水効果が得られます。
排水口も片隅に寄せ、水栓も片側に寄っているため、広いシンクでは水のかからないスペースも確保することができ、そこにザルやボールを置くスペースとして有効活用できるようになっています。
シンクの汚れから守る様々な工夫、その画期的なアイデアに感動
水の流れを考えることで、自然とシンクを汚れから守っているアイデアは素晴らしいものがあります。新しいアイデアによって次々と進化するシンクをぜひリフォームによってご自身で体験されてみてはいかがでしょうか。