要望の多い浴室リフォームとその失敗談は・・・
出典:http://www.toto.co.jp/products/bath/sazana/parts/bathtub.htm
浴室をリフォームしたいと言うのはよく聞かれる声です。また、その中でも特に要望が多いのは浴室をもっと広々としたいというものです。以前の古い住宅では浴室はコンパクトにという家も多く見られます。
そんな際に、リフォームで理想のゆったりと寛げる広さにとしたいという要望も多くあります。そんな希望が多いと同時に失敗談もあり、失敗談を知った上で、理想に近いリフォームを完成させてみませんか。
洗面所と一緒にリフォームしなかったことによる失敗も
浴室を広くしたいと言うリフォームでは、例えば浴室の開き戸を引き戸に替えたり、お風呂場の位置が変わったり、実は洗面所も一緒にリフォームすることが理想です。
浴室だけ先にリフォームして、後で洗面所のリフォームも必要になったという失敗談も多くあります。同じ水周りとして一緒にすれば安く済みますので、浴室と洗面所は一緒のスペースとして考えて浴室のリフォームを考えた方が浴室を広げるためにも考えやすくなります。浴槽の向き、洗面所の向きなどスペースを有効に使ってリフォームしてみませんか。
出典:http://www.toto.co.jp/products/groom/octave/color/simulation.htm
最近では広くなっている傾向にある浴室スペース
最近では、浴室スペースは大きくなる傾向で、以前の0.75坪から1坪以上もあるような浴室が増えています。足を延ばしてゆったりでき、また洗い場もスペースも広々としたスペースが基本となってきています。
お風呂で半身浴や読書やアロマなど長い時間を過ごす人も増え、お風呂スペースは大事な寛ぎスペースとして重要視する人も増えているのが最近の傾向です。
浴室の開放感を大事にすることが多くなり、例えば狭いと感じさせないようにガラス戸で仕切ったり、庭が見えるように窓を設計することも多くなっています。
出典:http://www.toto.co.jp/products/bath/sazana/setplan/light01_a1620.htm
開放的にし過ぎた失敗談も
ただ、庭が見えるようにしたお風呂にリフォームした後で外の視線が気になったり、大きな窓が心配だったり、照明器具の取り付ける場所を間違ったために入浴時のシルエットが窓に映ってしまったり、思わぬ失敗も生まれます。ちょっとしたリフォームによる変更が居心地の悪いスペース、リラックスできないスペースを作ってしまうと大変なことになりますので、よく相談されて決められることをおすすめします。
実際に開放的なお風呂にした場合にどのような視界になるのかなど、シミレーションすることも大事です。理想と現実は異なることもありますのでしっかり検討されてみてはいかがでしょうか。
こうして考えますと、やはり浴室のリフォームは毎日利用する浴室ですので広々と寛げる、また明るい開放的な空間にすることを要望にされる人が多い事がわかります。
さらには浴室の掃除や体の事を考えたバリアフリーの手すりや浴室暖房乾燥機などについても最近は益々注目が集まっています。こちらについてもあらためて別にご紹介していきたいと思います。